シルバーのスパンコールのドレスがディスコボールの天井に反射し、広々としたアリーナで衝撃的で爽快なABBAのヒット曲に合わせて一晩中踊り続ける。
ただし、これは1977年ではなく、2022年の話だ。
地球上で最も人気のあるバンドの一つであるABBAがデジタルABBAターとして登場するライヴショーに何千人もの人が集まったのです。
ABBA Voyageは、全米の報道機関から「画期的」「衝撃的」と評されましたが、ABBAター（Abbatar）が本当にこのような強烈な形容詞にふさわしいのか、私は少し懐疑的でした。
しかし、なんてこった（マンマ・ミーア）、私は間違っていることに気が付きました。
私は頭のてっぺんからつま先まで、銀色のスパンコールとキラキラしたメイク、そして白いゴーゴーブーツを身につけてしまったのです。
午後19時にPudding Millアリーナに到着し、冷たい白ワインを楽しみながら、周囲の雰囲気を味わい、ショーの開始を待ちました。
午後19時45分、ステージは息を吹き返し、アグネタ、フリーダ、ビヨルン、ベニーの4人が、1981年の曲「ザ・ヴィジターズ」に合わせて地上に現れました。
ABBAターが驚くほど似ていて、まるでABBAのスターが目の前のステージに立っているかのように見えたのです。
髪、目、肌の色、衣装、手の動きまで完璧に真似されていて、奇妙な、夢のような方法で、私は70年代に戻ったような気がしたのです。
まるで、スウェーデンのスーパーグループが目の前にいるような感覚だった。
その後、「ザ・ヴィジターズ」は「ホール・イン・ユア・ソウル」という曲へ、そして1975年を象徴する曲「SOS」へとなだれ込んだ。
この時点で、私も、私の母も、何百人もの観客も笑顔で、すべての歌詞を一緒に歌っていました。
イルミネーションが絶えず輝き、天井からたくさんのディスコ・オブジェが吊るされ、揺れました。
「ノウイング・ミー、ノウイング・ユー」「チキチータ」「悲しきフェルナンド」そして有名な「マンマ・ミーア」がアリーナに響き渡り、私たちは歌い、歓声をあげ、踊りながら、ABBA の音楽の旅に出かけました。
言うまでもないことだが、ABBAは何十年にもわたって脚光を浴びるような典型的なポップソングを作る方法を本当によく知っていた（そして今でもそうだ）。
そして、ビヨルンの「ABBAター」がソロでステージに登場し、次の曲（個人的に好きな曲）「ダズ・ユア・マザー・ノウ」を紹介しました。
やがて、ギタリスト、ピアニスト、ドラマー、そして3人の素晴らしいバックシンガーからなる、まさに本物の（そして生きた）バンドが観客を迎え入れ、私の大好きなABBAのヒット曲をリードしてくれたのでした。
セットの中盤にはEagleが登場し、4人のスターが「衣装替え」をしている間、私たち観客をアニメのストーリーに引き込みます（ABBAターには4分かかるそうです）。
白いゴーゴーブーツを履いていたのが良くなかったのか、足が脱げそうになってしまいましたが、それにもめげずに踊り続けました。
アグネタ、フリーダ、ビヨルン、ベニーのABBAターがステージに戻り、高度に発光するボディスーツを着て、「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」「ギミー！ギミー！ギミー！」と各曲のリズムとビートに合わせて光り輝くのです。
当然のことながら、私たちはどの曲も一緒に歌わなければならないので、喉が痛くなり始めた。私たちはABBAをただライヴで観ていただけではなく一緒に歌っていたのです！まさに観客が一体化したコンサートなのです。
この夜は、ABBAターのアンコール「ザ・ウィナー」で感動的に幕を閉じました。ショーが終わってしまうのが本当に悲しくて、（靴を脱いでいたら）何時間でもそこにいられたかもしれません。
ディスコのグルーヴが血管を駆け巡り、エネルギッシュな音楽が流れ、何とも言えない雰囲気に包まれた、一生忘れられない夜となりました。
ABBA Voyageのチケットは21ポンドからだが、真のダンスクイーンの気分を味わいたいのなら、ダンスフロアのチケットを必ずゲットしてほしい。
ABBA Voyageは現在、ロンドンのABBA Arenaで2023年11月27日まで予約受付中です。
https://www.newsshopper.co.uk/news/23135147.abba-voyage-spectacular-night-will-never-forget-review/
