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【レビュー】『Thank You for the Music』:ボーンマス・パビリオン

『Thank You for the Music』:ABBAトリビュートショー、ボーンマス・パビリオン(※)

『Thank You for the Music』は究極のABBAトリビュートバンドとして評されており、ボーンマス・パビリオンでの公演は1月の憂鬱を吹き飛ばす歌声を提供しました。

*ボーンマス・パビリオンでの『Thank You For The Music』(画像提供: アラン・ジョーンズ)。

観客にとって圧倒されるような部分もあったかもしれませんが、2時間にわたるABBAの名曲に多くの人がどこかで参加する機会を楽しんでいました。

この長年活動を続けているトリビュートバンド『Thank You for the Music』は、アグネタ、フリーダ、ビヨルン、ベニーのそっくりさんに加え、サポートミュージシャン2人を含む編成で、まず「サマー・ナイト・シティ」を披露しました。その直後に「ダンシング・クイーン」が続き、ABBAの中でも最も人気のある曲が早々に演奏されたことに驚きつつも、その後は完全にパーティーの雰囲気へと突入しました。

ショーの前半では、「マンマ・ミーア」「ギミー!ギミー!ギミー!」「チキチータ」「アイ・ドゥ・アイ・ドゥ」「SOS」などの名曲と軽妙なトークが次々と繰り広げられました。

予想通り、「悲しきフェルナンド」の際には観客がスマートフォンのライトを振り、海のような光景が広がりました。
観客の年齢層は8歳から80歳まで幅広く、バンドは演奏中に観客とのコミュニケーションを積極的に取りました。彼らはスウェーデン風の偽アクセントで曲を紹介し、映画『バービー』のケンを模倣したり、観客同士の合唱コンテストを仕切ったりするなど、ショーを盛り上げました。

また、『ABBA』のショーではおなじみですが、多くの観客がABBA風の衣装を着用しており、それを披露する時間もありました。ベストドレッサーが選ばれ、賞品として無料のドリンク(水!)が贈られました。

休憩後、観客はさらにテンションを高めた状態で自分の席に戻り、「スーパー・トゥルーパー」で始まり、後半のショーがスタートしました。その後も、「ノウイング・ミー、ノウイング・ユー」「ワン・オブ・アス」、そして彼らの代表曲「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」など、名曲が次々と披露されました。

アンコールでは、ほとんどの観客が席を離れて踊り、「恋のウォータールー」と再び演奏された「ダンシング・クイーン」で締めくくられました。
生演奏を披露するミュージシャンたちの素晴らしいパフォーマンスとともに、徹底的に楽しめる洗練されたショーとなり、素晴らしい夜を過ごすことができました。
帰り道でも、ボーンマス・パビリオンの階段で多くの人々が歌い続けていました。

※ボーンマス・パビリオン(Bournemouth Pavilion):イギリスのドーセット州ボーンマスにある歴史的な劇場兼コンサートホールです。クラシックな建築様式と多彩なエンターテインメントを提供する場として、地元住民や観光客に親しまれています。

https://www.bournemouthecho.co.uk/news/24852190.thank-music-abba-tribute-bournemouth-pavilion/

 


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