昨年“日本公演10周年”を札幌で迎えた劇団四季『マンマ・ミーア!』は今年1月に残念ながら中断を余儀なくされた。しかし来年、『マンマ・ミーア!』ロンドン公演15周年を迎える前年の今年12月12日木曜日に、『マンマ・ミーア!』は東京で復活することになった。今回は前回2公演とは違い『四季劇場秋』初登場である。
今日から前日まで毎日夜、劇団四季『マンマ・ミーア!』のPRも兼ねて、『マンマ・ミーア!』の楽しさを披露したいと思う。
今年の冬は『マンマ・ミーア!』であなたの心もダンシング!
★劇団四季「ハニー、ハニー」★
目の前は綺麗で静かでキラキラ輝くエーゲ海。ギリシャ本土から離れた孤島で今、一人の娘が「3人の手紙」を出そうとしている。3名の宛先は、まだ一度も会ったことがない人達。果たして、うまくいくのだろうか?そんな心配をよそに、いよいよ、自分の結婚式を迎えようとしていた。娘の名はソフィ。20歳になったばかりの美しい女性である。そんなソフィのところに親友のアリとリサがやってくる。3人は子供のように再会をはしゃぐ。20歳と言ってもまだまだ子供なのだ。再会の喜びもつかの間。ソフィから親友たちに「告白」したいことがあるというのだ。3人の娘は、黄色い声を上げながら、ワクワク、ドキドキ。そう、ソフィが出した3通の手紙は「21年間、わからなかった父親候補宛」だったのだ。どうして3人の父親候補がわかったかと言うと、なんと、ソフィは「母親の日記」を盗み読みしてしまったのだ。普通は、母親が娘の日記を読むものなのだが…。
「1979年7月×日、ステキな夜だった…」。当時、母親のドナは、多くの男性と関係を持っていたのだ。その中で、ソフィは、サム、ビル、ハリーの3人こそが、自分の父親ではないかと確信する。その3名が出てくる日記に共通しているのは「・・・」だった。「・・・」それは「H」のことである。
<ツウの観方>
・ソフィはどんな衣装を着ているのか?履物は履いているか?
・アリとリサは、どこから出てくるのか?
・ソフィとリサ・アリが再会した場面は、後に登場する“ある場面”と共通している。果たして、それはどの場面か?
・日記が書かれた年は何年か?
劇団四季『マンマ・ミーア!』再演記念①ハニー、ハニー
https://www.youtube.com/watch?v=Nwac8FeG5VQ
https://www.youtube.com/watch?v=CvRE1dgcZ-E
<SOPHIE>
Honey honey, how he thrills me, a-ha, honey honey
Honey honey, nearly kill me, a-ha, honey honey
I’ve heard about him before
I wanted to know some more
And now I know what they mean, he’s a love machine
Oh, he makes me dizzy
Honey honey, let me feel it, a-ha, honey honey
Honey honey, don’t conceal it, a-ha, honey honey
The way that you kiss good night
<ALI / LISA>
Way that you kiss me goodnight
<SOPHIE>
The way that you hold me tight
<ALI / LISA>
Way that you’re holding me tight
<SOPHIE>
I feel like I wanna sing
<SOPHIE / ALI / LISA>
When you do your thing
<SOPHIE>
I want my Dad to give me away at
my wedding, but according to
Mum’s diary I’ve got three possible
Dads: Sam, Bill or Harry.
<ALI>
Sophie!!!
<LISA>
Do they know?
<SOPHIE>
What do you write to a total
starnger?
“Come to my wedding – you might
be my Dad”?
No, they think mum sent the
invitations – and after reading this
diary I’m not surprised they all said
yes!
<SOPHIE / LISA / ALI>
Honey honey, how you thrill me, a-ha, honey honey
Honey honey, nearly kill me, a-ha, honey honey
<SOPHIE>
I’d heard about you before
I wanted to know some more
And now I’m about to see
What you mean to me
☆ABBA「ハニー、ハニー」トリビア☆
「ハニー、ハニー」と言えば、すぐミュージカル・映画『マンマ・ミーア!』を連想させる。どことなくHな、それでいてとてもキュートで、セクシィなメロディが聴く人の心をどんどんウキウキさせてしまう“魔法の曲”だ。恐らく60年代のガールズ・ポップスにインスパイアされたものだろう。「恋のウォータールー」に続く第2弾シングルとして発売され、ドイツで2位、オーストリアとスイスで4位、フィンランドで11位、ベルギーで12位、オランダとニュージーランドで16位、アメリカで27位、オーストラリアで30位を記録。前出ミュージカル『マンマ・ミーア!』で近年、注目を浴びた一曲だ。
『マンマ・ミーア!』再演記念①ハニー、ハニー(ABBA版)