アグネタは68歳の誕生日を迎えました。
今のうちに新しいアルバムをレコーディングする時がやってきました。
誤解のないように:68歳という年齢は、もはやミュージシャンにとって、年をとりすぎているということはありません。たとえば、ABBAのアグネタはまだBruce Springsteenよりも若いですしね。
ボブディランやニールヤングのような、他のベテランは68歳の誕生日の後もそれぞれアルバムを5枚ずつリリースしています。リタイアの年齢を後に仕事で活躍する人の例はもっとありますが、問題は、そのどれもがアグネタに直接置き換えることはできないのです。彼女はABBAの後、5枚のアルバムをリリースしています。ほぼ7年ごとにです。
アグネタが彼女の誕生日にファンにあげることができるベストなプレゼントは新しいアルバムの発表です。Hakan Hellstromは言うかもしれませんが、彼女は誰に何か貸しがあるわけでもありません。誰もアグネタに新しいアルバムを要求することもできません。
グループを離れ、個人でデビューをして今年で50年になりますが、彼女はそれ以来、十分にやってきたと主張する人がいるかもしれません。しかし望んでいるかもしれません。
アグネタは最新アルバムを「A」を2013年にリリースしており、実はABBA時代の後、それが一番商業的に世界で成功したソロアルバムです。Jorgen ElofssonとPeter Nordahlプロデュースのそのアルバムはオーストラリアとドイツでトップ3に、そしてイギリスではUK top40の6位に、彼女にとって今のところ最高の位置に到達しました。もちろんABBAをのぞいてですが。
書いている最中、コンピレーションアルバム「ABBA Gold」がUKアルバムリストトップ30のいまだにトップです。1149週が過ぎていますが。おそらく彼女の次のアルバムがその場所を引き継ぐことになるでしょう。
メンバーの中で、素晴らしい成功を収めたグループのスーパースター時代から一番距離を取っていたのは、アグネタです。彼女ほど秘密主義で、彼女ほどABBAの一人として見られることに気乗りしない人はいません。彼女にとってノスタルジーに浸ることは変なことのようです。2004年リリースの2番目に最新のソロアルバム「My Coloring Book」にのみカバー曲が入っています。
それにも関わらず、ABBAのベニーが去年アグネタにできる限りの方法をしめした様です。去年、彼のアルバム「Piano」がきました。そのアルバムは、”I let the music speak” や”The day before you came” の演奏とともに、クラシックレーベルのDeutsche Grammophonから発表されました。のみこみの早いプロデューサーとともに、アグネタはこのような何かを、歌で、できたかもしれません。彼女が歌ってきた歌は感情的に深く潜り込みます。
5月に、ABBA以降のメンバーのキャリアについての、ABBA博物館の新しい展示物が見られるようになります。すぐにアグネタのチャプターも含まれるといいですね。それまで、スウェーデンの最高のポップシンガーの誕生日を祝いましょう。
ABBA後の5つの傑作
・”When you really loved someone” (2013)
問題はアグネタの最新のアルバム「A」の歌はABBA後ほどいいのかどうかです。” When you really loved someone”は映画のサウンドトラックやユーロヴィジョンと両方のような音のアコースティックポップな歌です。
・”Let it shine” (1988)
Chicago Ceteraプロデュースの3枚目のソロアルバムからのベストソングです。アメリカの存在がかがやくと言える曲です。Stoutプロダクションがなければ、世界的な成功だったでしょう。
・”One way love” (1986)
のちにTom Petty, ポールマッカートニー、ブライアンアダムスをプロデュースしたJeff LynneやElo’s Audio Architectがそのアルバムがまるで「ビバリーヒルズコップ」や「Eyes of a woman」であるかのように現れます。
・”The way you are” (1986)
Ola HakanssonとのデュエットはFalunのオリンピックゲームのアプリの立ち上げに使われていました。時間がゆっくりと流れるようなバラードはアグネタの最新のスウェーデンのナンバーワンシングルです。
・”Wrap your arms around me” (1983)
アルバムのタイトル曲はABBAの最後のアルバム「The Visitors」の直後である1983年にリリースされました。この曲はスパイシーですがアグネタの声がソフトに80年代のロマンティックなサウンドトラックの中にあります。