『Mamma Mia! Here We Go Again』のワールドプレミアが7月16日(現地時間)、イギリス・ロンドンで開催された。
ビートルズやデビッド・ボウイなどもコンサートを開いたという、86年の歴史を持つ由緒ある音楽ホール『イベンティム・アポロ』前に鮮やかなブルーカーペットが敷き詰められ、1200名を超える熱心なファンと世界各国から集まったマスコミ陣が、前作からのオリジナルメンバーであるメリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファース、クリスティーン・バランスキー、ドミニク・クーパー、そして本作から新たに加わったリリー・ジェームズ、ジェレミー・アーバイン、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー、アレクサ・デイビーズ、ジェシカ・キーナン・ウィンのフレッシュキャスト、ベテランのアンディ・ガルシア、シェール、製作総指揮を務めたトム・ハンクスらを大歓声で迎えた。
ストリープが演じるドナの若き日の姿に扮したジェームズは、「揺れるボートの上で歌って踊るシーンが大変だったわ」と撮影の苦労を語り、「日本の皆さんともこの映画を共有できるのが本当にうれしい。前作よりも“愛”も“喜び”もパワーアップしているのよ」と、日本に向けてメッセ―ジを送った。
この日は、ジャパン・アンバサダーを務める女性ボーカルグループ『Little Glee Monster』(LGM)も白いドレス姿で出席。本作のプロデューサーでもあるABBAのベニー、ビヨルンがLGMに気づいて笑顔で挨拶すると、LGMのメンバーが名曲「ダンシング・クイーン」をアカペラで披露するひと幕も。ベニーも一緒に口ずさみ、「なんてピュアな歌声なんだ!」と評した。グラミー賞とアカデミー賞の受賞経験を持つシェールも、「ブラボー!この歌、すごく難しい歌なのに!」と驚きの表情を見せていた。
『Mamma Mia! Here We Go Again』は、妊娠した娘ソフィ(セイフライド)が故郷に戻ってくる現在パートと、ドナ(ストリープ)と父親候補3人(ブロスナン、スカルスガルド、ファース)が出会う若き日の過去パートを通して、母から娘、そのまた娘へと受け継がれていく愛と絆を描く。日本では8月24日から全国公開(『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』)。