『The Show-A Tribute to ABBA』日本公演！ウルフ・アンダーソンの全て！！-ABBA JAPAN

ウルフ・アンダーソンは1970年代にはストックホルムで最も人気のあるサックス・プレイヤーの一人であり、ABBAとは1974年、ABBAが『ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト』に優勝して以来からのつきあいです。

ある時、ビヨルンから「僕のこと知っているよね？レコーディングに参加してほしいんだ」と電話が来たそうです。ABBAのレコーディングからツアーまでウルフは様々なA B B Aとの交流を深めてきました。そんな彼が好きなABBAの曲は「アンダー・アタック」「アイ・レット・ザ・ミュージック・スピーク」だそうです。また彼は十八番のサクスフォーン以外、実に多種多様な楽器を演奏でき、『The Show』には欠かせないメンバーです。

特にピアノ奏者のベニーと良い仕事ができたそうです。ベニーがピアノでサックスのパートを弾いて、ウルフがそれを楽譜にしました。例えば「アイ・ドゥ・アイドゥ」でウルフはサックスを担当しました。ベニーがピアノでお手本を示してウルフが楽譜にして、サックスを吹きました（ビヨルンとベニーは楽譜を読めない）。この曲は、ある日曜日の朝、２．３時間で書き上げ、一晩中一緒に仕事をしました。そして違うスタジオで違う曲のレコーディングを２、３セッション行いました。ABBAとの仕事はいつも楽しめたし、やりやすかったですそうです。

ウルフを「おじいちゃん」と呼ぶにはまだまだ早い年齢かもしれませんね。