『The Show-A Tribute to ABBA』日本公演まであと4日となった。
当サイトでは「披露曲」を予想し、その曲の解説をしていきたいと思う。
今日は「悲しきフェルナンド」(映像はプロモーション・ビデオ)。
この「悲しきフェルナンド」は今夏ロードショーを開始した映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』でもどんでん返しの場面で使われた名曲ですね!
実は「悲しきフェルナンド」は途中、ABBAがオーディエンスに「一緒に歌って!」と求める場面があるのです。つまりサビの「フェルナンド♪」辺りは歌詞は覚えておいた方がいいということになります。
There was something in the air that night
the stars were bright, Fernando
They were shining there for you and me
for liberty, Fernando
Though we never thought that we could lose
there’s no regret
If I had to do the same again,
I would my friend, Fernando
if I had to do the same again,
I would my friend, Fernando
「悲しきフェルナンド」FERNANDO曲目解説
この「悲しきフェルナンド」はもともとフリーダのソロ・アルバム用に作られたスウェーデン語の曲だった。しかし、この曲はスウェーデンの国境を越えてヒットする可能性を秘めている……そう気付いたビヨルンとベニーは、自分たちのナンバーとして、レコーディングしようと決意した。結局このアイディアは大成功。「悲しきフェルナンド」は数々の国でチャートのトップを飾った。特にオーストラリアでは十四週連続トップを独占、この記録に肩を並べられるのはビートルズの「ヘイ・ジュード」のみだ。恐るべきこの偉業の前には、ABBAはオーストラリアを初訪問し、テレビのスペシャル番組『ザ・ベスト・オブ・ABBA』を収録。これもまた記録を塗り替えるものだった。視聴率五十四%を稼ぎ、一九六九年の月面着陸をしのぐ数の視聴者を引き付けた。
その他、イギリスや西ドイツ、オーストラリア、メキシコなど世界十三カ国でナンバー・ワンに輝き、カナダやジンバブエ、フィンランドなど五カ国で二位、スペインで三位、ABBAがあまり受け入れられなかったイタリアでも六位をマーク。米国では最高十三位だった。「ダンシング・クイーン」と並ぶABBA最大のヒット曲となった。
日本ではABBAの〝第一次ブーム〟に火をつけたのがこの「悲しきフェルナンド」だった。パナソニック(当時:松下)のCMにも投与され、世界戦略でどうしても落としたかったオーストラリアで「悲しきフェルナンド」をナショナルのCMで起用し、見事にオーストラリアを口説き落としたのは今では〝逸話〟となって残っている。
ミュージカル『マンマ・ミーア!』ではドナが三人男性と久々に会う前に鼻歌を歌っているのが、この「悲しきフェルナンド」だ。
ツアースケジュール
・9/10(月)18:30開場: 熊本市民会館*初日(オープニング)
・9/11(火)18:30開場:福岡サンパレス・
・9/12(水)18:30開場:上野学園ホール
・9/13(木)18:30開場:オリックス劇場
・9/14(金)18:30開場:一宮市民会館
・9/17(月・祝)13:30開場:新宿文化センター
・9/17(月・祝)17:30開場:新宿文化センター
・9/18(火)18:30開場:新宿文化センター
・9/19(水)18:30開場:新宿文化センター*千秋楽
チケット購入はこちら
- ■大阪公演
- チケットぴあ
- E-plus
- ローソンチケット
- 楽天チケット
- Yahoo!チケット
大阪公演についてのお問い合わせ・・・・・・・・ GREENS:06-6882-1224
東京公演についてのお問い合わせ・・・・・・・・ 株式会社うぼん:03-6388-0
なぜABBAは世界中で愛される?国内唯一のABBA研究家に秘密を訊く
https://fika.cinra.net/article/201808-abba
https://www.higashiyamarintaro.net/
https://twitter.com/CINRANET/status/1032942437281361921