ストックホルムで開催されたme コンベンションで、ABBAのビヨルン・ウルヴァースと、ユニバーサル・ミュージック・セントラル・ヨーロッパのフランク・ブリーグマンが音楽業界の将来について語りました。
ウルヴァースは映画『マンマ・ミーア・ヒア・ウィー・ゴー』の今夏の公開以来、ABBAのストリーミング数が一気に増えたと語りました。今では1日につき200万回を記録しています。ブリーグマンはABBAを国際的な音楽の現象であると語りました。ブリーグマンは、ビニールレコードの時代から、ストリーミングが新たな持続可能な収入源になってからの音楽業界の成長について、そして(レコードを)所有することから(ストリーミンングを)使用するビジネスへの変容について話し合いました。
将来を見越して、ブリーグマンは将来は楽観できるとし、アーティストが個別に音楽をリリースできる時代にはなったものの、ウルヴァースもレコード・レーベルは今後も重要な役割を果たし続けるだろう、という視点を披露しました。
「音楽消費はより増えていき、スマート・スピーカーやネットにつながっている自動車といった新しい技術によって常にオンラインでいられるようになる。より新しい可能性が広がっています。」とブリーグマン。さらに「レーベルやアーティストはより一層売り上げを伸ばしていけるはずです」と付け加えました。
meコンベンションはクリエイティブなみなさんへのオープンなプラットフォームです。テキサス州オースティン、ドイツのフランクフルトでのイベントの後、9月4日から6日までストックホルムで開催されました。meコンベンションはサウス・バイ・サウスウェストとメルセデス・ベンツ協賛のプロジェクトです。