ABBAの1975年のポップ・アンセム「SOS」のリリックビデオが、彼らの最も愛されている20曲のために新たに作成されたクリップの最新作となりました。
この20本のビデオシリーズは3月に開始され、すでに「チキチータ」と「恋のウォータールー」の新鮮な視覚的解釈が含まれています。この映像集は12ヶ月にわたって継続され、グループのコンピレーション『ABBA Gold』に収録されたヒット曲のすべてと、「ハッピー・ニュー・イヤー」が収録される予定です。
「SOS」は、シングル発売当時のオリジナル・パフォーマンス映像に、新しいグラフィックと歌詞が散りばめられています。この曲は、ベニーとビヨルンが作曲し、彼らが所属するポーラーミュージック社長兼ABBAマネージャーのスティッグ・アンダーソンが作詞したものです。これまでのシリーズと同様、監督はYes Please ProductionsのLucy DawkinsとTom Readdy、クリエイティブ・ディレクターとコミッショナーはKelly Mahanが担当しています。
この曲は、1974年のユーロビジョン・ソング・コンテストで 「恋のウォータールー」でブレイクした後、初のメジャーヒットとなったABBAの歴史において重要な位置を占めている。全英6位、ビルボード・ホット100で15位となり、アメリカでは『サタデー・ナイト・ライブ』と『アメリカン・バンドスタンド』の両方に出演したことも手伝って、2度目のトップ20入りを果たすことに成功した。
1975年6月にオリジナルをリリースしてからわずか5ヶ月後、ABBAのアグネタがスウェーデン語バージョンをリリースし、スウェーデンでトップ5のシングルとなった。その後、彼女の5枚目のソロアルバム『Elva kvinnor i ett hus』に収録された。1992年、ErasureがABBA風のEPにこの曲のヴァージョンを収録し、全英1位を獲得した。
そして1995年、元シカゴのシンガー、ピーター・セテラが自身のアルバム『One Clear Voice』でロナ・リーヴスとのデュエットでこの曲をリメイクしている。最近では、『マンマ・ミーア!』でメリル・ストリープの母親役を演じたシェールが、2018年のアルバム『ダンシング・クイーン』で「SOS」をカットしている(『ヒア・ウィー・ゴー』)。
Watch ABBA’s New Lyric Video For Their 1975 Pop Anthem ‘SOS’ (udiscovermusic.com)