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劇団四季 マンマ・ミーア! WATERLOO RADIO

ABBAが2025年夏に超エキサイティングな企画を準備中…!

ABBA—それは、常に何かを贈り続けてくれる存在。
1974年のユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝したスウェーデンのポップグループが、再びステージに戻ってきます。 …といっても、ちょっと違う形で。でも、演劇好きにとっては、むしろ最高のニュースかもしれません。

*画像提供:Getty Images。

あの『マンマ・ミーア!』—ブロードウェイのウィンター・ガーデン・シアターで10年以上にわたりロングランを果たした“モンスター級”のミュージカル—が、期間限定でブロードウェイにカムバック!

プレビュー公演は8月2日からスタート、正式な開幕は8月14日。
(この劇場は、その直前までジョージ・クルーニーの舞台版『グッドナイト&グッドラック』の限定公演が行なわれていた場所です)。

若きソフィと母ドナ、そして彼女の親友や元恋人たちが、再びABBAの名曲を歌いながら、ブロードウェイの舞台で躍動する瞬間がやってくる!
あの溢れんばかりの若さ(=シャツを脱ぎがちなコーラスボーイズたち)と、疑似ギリシャの太陽が降り注ぐステージは、夏の倦怠感を吹き飛ばす最高のエンタメになりそうです。

プロデューサーのジュディ・クレイマーは「これは理想的なギリシャのバカンスそのもの。みんな、この島で携帯電話から解放されて、楽しい時間を過ごしたいと思っているはずよ!」ニューヨーク・タイムズのインタビューで語りました。もちろん、私たちもその夢の島へ行きますとも!

『マンマ・ミーア!』がブロードウェイに帰ってくる!

ブロードウェイでの最初の公演は2001年に開幕し、2015年に閉幕。
そして映画版は、メリル・ストリープとアマンダ・セイフライド主演で2008年に公開。
(ちなみに、ソフィの恋人スカイを演じたドミニク・クーパーが今何をしているか気になる人は、近くの登れる山を探してみましょう)。

『マンマ・ミーア!』は、舞台や映画からしばらく姿を消していましたが—
いいえ、2018年の続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィ・ゴー』や、あなたの地元の劇場での上演はノーカウントです。
それでも、このABBAトリビュートは各地で繰り広げられています。
本物からパロディまで—私たちはもっともっと「ギミー!ギミー!ギミー!」が欲しいのです!

Queertyが選ぶ、最高のABBAトリビュート5選

①『ABBAクリスマス・スペシャル』- 『サタデー・ナイト・ライブ』

この爆笑スケッチでは、ボウエン・ヤン、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、マヤ・ルドルフがABBAになりきり、「寒い国のフリートウッド・マック」と呼ばれるほどのカオスっぷりを披露。
ベテランコメディアンたちが笑いをこらえきれない様子が、さらにこのスキットを楽しいものにしています。

②『ABBA Voyage』(ロンドン公演)

ABBAの熱狂的ファン(通称:Goldies)なら知っている、ロンドンにある特別設計のアリーナで上演されるハイテク・コンサート。
「オリジナルメンバーは出演するの?」という疑問については、公式サイトの説明が答えています:
「ABBAの4人が綿密に企画したコンサート。彼らはアリーナにはいないが、現実とデジタルの境界を曖昧にし、最高の自分たちを再現している」。
…それがどこまで「最高」なのかは、実際に観てみて判断しましょう!

③レディ・カムデン vs. ウィロー・ピル – 『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン14

ABBAがドラァグ界に受け入れられるのは、時間の問題でした。
『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン14のファイナルで繰り広げられた、ウィロー・ピルとレディ・カムデンの対決は、ABBAの名曲を使った完璧なパフォーマンスに!
ドラァグが持つ「文化を変革し、再発明する力」を見事に発揮した名シーンです。

④『テイク・ア・チャンス・オン・ミー』- ボストン・ゲイ・メンズ・コーラス

2018年、ボストン・ゲイ・メンズ・コーラスは、ABBAの楽曲だけを集めたコンサートを開催。
その名も『ABBAsolutely Fabulous』!
彼らの「テイク・ア・チャンス・オン・ミー」のパフォーマンスは、何百人もの“ダンシング・クイーン”がステージを埋め尽くす、壮大で力強いものに。
最近、オレンジの怪物(某政治家)がケネディ・センターを支配したことで、ワシントンD.C.のプライド・コンサートがキャンセルされました。
それでも、こうしたコーラスは、ナイトライフやバーの外にも「クィア・スペース」を広げる大切な存在なのです。

⑤『ABBA:伝説のラスト・ビデオ』- マペット・ショー風パロディ

オリジナルのABBAのミュージックビデオ自体が、すでに幻想的な雰囲気を持っていましたが…
この2004年のショートフィルムは、それをさらに超えたマペット・トリビュート!
なんと、ABBA本人たちもカメオ出演し、ファンの心をつかんだ作品に仕上がっています。
彼らが時折サプライズ出演することで、新世代のファンも「ABBAは本当に実在するのか?」と疑問を持たずに済むのです。
(映画『マンマ・ミーア!』シリーズでも、彼らがこっそり出演しているので、ぜひ探してみてください!)。

『マンマ・ミーア!』がブロードウェイに戻り、2025年の夏はさらに熱くなりそう!
ABBAの音楽は、まだまだ私たちを楽しませてくれます… Gimme! Gimme! Gimme!

https://www.queerty.com/abba-has-something-very-exciting-planned-for-summer-2025-20250305/

 


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