Kissのジーン・シモンズがスウェーデンを訪問中です。そしてストックホルムの小さな遊園地、Grona Lundで成功をおさめました。
同時に、彼はABBAのレジェンドと曲を一緒に作りたいという願望をあかしました。
「スウェーデン人は音楽を作ることがとてもうまい。そしてスウェーデンのファンは世界で一番だ。私はベニーと曲を作りたいんだ」とジーン・シモンズは、Expressenに特別に語りました。
ジーン・シモンズはThe Vaultという名前の11枚のCDと150曲がつまった彼の特別な金庫型ボックスを個別に手渡すためにスウェーデンに来ています。68歳のKissのレジェンドと個人的に会うことを含め、16,000スウェーデン クローナ (約20万円) です。
「ファンは昔よりもお金がある。だから私はもっといろいろなことを提案することができるのです。私が子どもの頃には、ビートルズのような有名なアーティストやバンドに実際に会えるなんて感がることもできなかったよ。今日、あなたたちにはその機会があるのです。私達はファンに、どんなことでも提案しています。Kissには3000を超える公式グッズがありますし、ギターや個別に会う機会も提案しています。また、私はThe Vaultを通してお宅訪問も提案しています。それはほぼ想像の限界ですよ」。
ジーン・シモンズは20億スウェーデン クローナ (約254億円) に値します。そして彼のThe Vaultをひっさげての1年間にわたるツアーは、約4000万クラウンをもたらし、それはストックホルムでたった1日で、100万クラウンをちょうど超えるぐらい、ということになります。それは、一般的な平均年収を未公開の歌やデモテープを箱に詰めて、最も熱心なファンたちに送るに値します。
「もし私がお金持ちなら?私はすごくお金持ちだよ。何年もの間、音楽業界は廃れていた。でも私とKissはいつも、新しくひらける方法を見つけてきたよ。一生懸命すれば、必ず報われる」。
ジーン・シモンズは最近、ツアーで、シカゴやラスベガスに行って、ファンに会ってきました。今日、金曜日はストックホルムで、日曜日にはオスロです。それから、東京とシドニーが待っています。80人以上の人たちがロックの象徴ともいえる彼に、ストックホルムで会うでしょう。
「私はいつもスウェーデンを楽しみます。スウェーデンは何度も訪れているし、素晴らしい国だよ。おいしい食べ物、素敵な風景、そして美しい女性。それから、アメリカと同じように、スウェーデンは、一生懸命働く気さえあれば、なりたいものになれる、自由な国です。それに、スウェーデンのファンは世界中で最も熱心でもあるよ。彼が一番だと私は言いたいね。私はまだ世界中どこで演奏しても、いつもスウェーデンだなと感じるよ。Kissはストックホルムの中で7つの異なった場所で演奏したことがあると知っていましたか(Expressenによると、Grona Lund , Eriksdalshallen , Hovet , Globen , Stadion , Friends Arena , Tele2 Arena の7つ) 42年前に初めて訪れて以来、はじめてGrona Lundに私のソロバンドを連れて行けるのはさらに楽しいよ。ステージなのになぜFriends Arenaと呼ぶのか、私はわからないよ。サッカーのスタジアムなら絶対Friends Stadiumと呼ぶべきだよ」。
彼はまた、スウェーデンの音楽への称賛を語りました。
「何世代にもわたって、スウェーデンには熱心なミュージシャンがいるよね。RoxetteやABBAがすぐに思いつく名前だよ。ABBAは信じられないくらい素晴らしいよ。すぐにそう思ったね。彼らの音楽は、スウェーデンから発信された音楽の中で最も大切な音楽だよ。世界中のだれもがABBAを好きだよ。そう、オジーオズボーンですらね」。
The Vaultという名の新しいボックスで、ジーン・シモンズはVan Halenやエアロスミスのメンバー、そしてボブディランと一緒に曲を作りました。
「70年代に初めて、Van Halenと初めてのデモテープを作ったよ。ボブディランは私のバケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)だったんだ。私は彼に電話をして、その数日後には一緒に座って、一緒に曲を作った。彼は素晴らしいよ。ほんの少し一緒にいただけで、20年ずっと友達だったように感じたんだ」。
ジーン・シモンズはまた、スウェーデンとのコラボレーションへの道も開きます。
「ABBAのベニーと一緒に曲を作りたいよ。ストックホルムのホテルでの数時間で、何かが形になり始めたと確信をもって言えるよ。曲を作り始めるためのフィーリングには1時間あれば十分なんだ。私はギター、ベニーはピアノの前に座っているよ」。
Kissは2018年、夏にスペインとポルトガルで、5つだけコンサートをします。それから、2019年にはサヨナラツアーがありそうです。
「2019年1月から3年にわたってツアーを始めるつもりです。私達の、今までで一番素晴らしいツアーになるだろうね。全大陸に行くつもりだよ。今はまだ、正確にどこ、とは言えないけれど。スウェーデンはもちろん計画にあるよ。過去10年間ここでは一番いいツアーができているからね。2013年にFriends Areaでしたコンサートは去年のTele2 Arenaと同じくらい素晴らしかったよ。コンサートの直前に、スウェーデンのロイヤルファミリーの方、数名とお会いする機会をいただきました。ビクトリア皇太子妃とKissのメイクをしたお嬢さんはとても魅力的な方でした」。
そして、ジーン・シモンズはKissのメンバーと一緒に演奏しません。
Q.しかし、オリジナルメンバーのピーター・クリスやエース・フレーリーとのツアーはしないのですか?
A.「しないよ。ドラッグ問題のある人と一緒には働けないよ。ピーターとエースは一緒に何か新しいことを始めたけれど、2010年代のKissに歓迎はされていないよ。そんなにチャンスはないよ。でも8月に私がオーストラリアに行くときには、エース・フレーリーが、ソロツアーの間、サブのオープニングアクトのメンバーになってくれるよ。楽しみだね。私達は結局のところ、家族だからね。だけど、家族だという理由だけでは一緒に働けないよ。」
Q.たくさんの人が、ここ数年で新しいジーン・シモンズを見てきています。今までより幸せだというのは本当ですか?
A.「間違いないね。毎日、目が覚めて、私は生きていること、そしてまさにしたい生活を自分ができていることに幸せを感じているよ。多くの古くからの友人はもう亡くなってしまったけど、私は生きているし、とても元気です。世界中を回れて、上司に会うことができるのはとてもいいことです。ファンがいてくれるから、私はこのライフスタイルができるんだ。とてもいいことだよね。そしてこれを続けていけるかどうかを決めるのもファンだからね。私の妻、シャノンは毎日、すごいね、誇りに思っているわ、と、言ってくれるよ。それが幸せの象徴だね」。
Q.土曜日のGrona Lundで、観客はどんなことを楽しみにすればいいですか?
A.「演奏すると約束しているI Love it loud、Shout it out loud、そしてDeuceを、私の後ろで演奏してくれるプロのバンドだね。それに、Kissと演奏したことがない曲かな。”She’s so European”とか”Charisma”とか”Fit’s like a Glove”とかね」。
https://www.expressen.se/noje/kiss-stjarnans-onskan-till-abba-benny/