ABBAのデビューアルバム「リング・リング」はグループの祖国スウェーデンでは2位を記録し、オーストラリアとノルウェーではトップ10入りを果たしました。祖国ではアルバムのタイトルにもなっている「リング・リング」という曲がチャートのトップとなり、その後の素晴らしいヒットの連続の足掛けとなりました。ABBAは自身の多様なサウンドに何年もかけて磨きをかけてきましたが、「リング・リング」では、自分たちのユニークさを残しつつ、プロダクションスタイルの影響とのコントラストをうまくブレンドできるということを証明したアルバムです。