ソフィは男性陣3名とようやく和めたが、長湯は禁物と悟り、鍵を渡して、3人の男性陣の前から消える。ソフィの心はドキドキだ。まさか手紙を送った「パパ候補3名」が本当に来てしまうなんて…。そんな時、鼻歌を歌って、ドナが建物のドア修理にやってくる。今度は3人の男性陣が慌てふためき、それぞれそうっと自分紹介を始める。驚いたのはドナだ。かつて思い出のあった男性が次々に登場するのだから。そしてサムが最後に挨拶すると急にドナは激怒する。おお、なんてこった(マンマ・ミーア)
<ツウの観方>
・ドナが歌っていた鼻歌は「誰」の「何という曲」か?
・ドナは何をしにやってきたのか?
・最初に隠れたのは、ハリー、ビル、サムのうち誰か?
・最初に自分紹介したのは誰か?
・ドナは「誰」の「何」に激怒したのか?
・ドナは途中でどうしたか?
・ハリー、ビル、サムは、ドナをどのように評価したか?
・ハリー、ビル、サムが、そこから去る時、とどまろうとしたのは誰か?
・とどまろうとした、その人は何をしていたか?
劇団四季『マンマ・ミーア!』再演記念➃「ママ・ミア(マンマ・ミーア)」
https://www.youtube.com/watch?v=lwgDaqInmYw
https://www.youtube.com/watch?v=1xgoLw_93Tk&list=PL4A225C9A27C55564
https://www.youtube.com/watch?v=SqcJTwxxmjk
<DONNA>
I was cheated by you
And I think you know when.
So I made up my mind, it must come to an end
Look at me now, will I ever learn?
I don’t know how but I suddenly lose control
There’s a fire within my soul
Just one look and I can hear a bell ring
One more look and I forget everything
Mamma mia, here I go again
My my, how can I resist you?
Mamma mia, does it show again
My My, just how much I’ve missed you?
Yes, I’ve been broken-hearted
Blue since the day we parted
Why, why did I ever let you go?
Mamma mia, now I really know
My my, I should not have let you go
I was angry and sad when I knew we were through
I can’t count all the times I have cried over you
Look at me now
Will I ever learn
I don’t know how
But I suddenly lose control
There’s a fire within my soul.
Just one look and I can hear a bell ring
One more look and I forget everything
Mamma mia, here I go again
My my, how can I resist you?
Mamma mia, does it show again
My, my, just how much I’ve missed you?
Yes, I’ve been brokenhearted
Blue since the day we parted
Why, why did I ever let you go?
Mamma mia, now I really know
My my, I should not have let you go
<DONNA>
What the hell are you all doing here?
Well I’d love to stop and chat, but I
have to go and clean out my
handbag or something
<BILL>
Age does not wither her.
<HARRY>
I was expecting a rather shout
matron
<SAM>
No she’s still Donna.
<DONNA / SAM / BILL / HARRY>
Just one look and I can hear a bell ring
One more look and I forget everything
Mamma mia, here I go again
My my, how can I resist you?
Mamma mia, does it show again
My, my, just how much I’ve missed you?
Yes, I’ve been brokenhearted
Blue since the day we parted
Why, why did I ever let you go?
Mamma mia, now I really know
My my, I should not have let you go
☆ABBA「ママ・ミア(マンマ・ミーア)」トリビア☆
「マンマ・ミーア」というと多くの人がミュージカル又は映画の題名を連想するが、そもそもは曲名がもとになっている。日本では元来「ママ・ミア」と呼称していたが、劇団四季からの要請もあり2002年夏より急きょ「マンマ・ミーア」に呼称を変えたが本来は「ママ・ミア」に戻して、ミュージカルや映画の題名とは分けるべきだと思う。一応暗黙のルールとして「!」が付くのがミュージカルと映画、付かないのが曲名となっているが、音楽評論家・メディア自らそのルールを平気で破っている。「マンマ・ミーア」に変わった経緯を理解していないのである。まあいずれにせよ、ABBAの曲名は元来の「ママ・ミア」に今こそ戻すべきだ。
さて、全てのABBAの曲の中で「S.O.S」がNO1だと譲らないOLDファンは世界中に多数いるが、個人的には「ママ・ミア」の方がABBAらしく快活でいいんじゃないかと感じている。この曲はまず、マリンバとピアノがリズムを刻むオープニングがとても印象的だ。「これから何か楽しいことが始まるぞ」とリスナーに告知する。本来、曲はAメロ→Bメロ(ブリッジ)→Cメロ(サビ)と進むのがこの当時としてはポピュラーだったが、「ママ・ミア」ではサビとサビの間にBメロ(ブリッジ)が入るというとても変則的な楽節構成が行われている。以前、音大出身の人にこの複雑怪奇さを質問した際に「ABBAは天才すぎる。今でこそ、変則的な曲は当たり前になったが、この当時にこんなことしちゃうなんて」と驚いていた。にもかかわらず楽譜を見る限りは、「ママ・ミア」は全体的には曲は単純明快なメロディで構成されている。そこがABBAらしい所以だ。イギリスでは「恋のウォータールー」以来のナンバー・ワンヒットとなり、オーストラリア、西ドイツ、アイルランド、スイスでも1位を記録、ニュージーランド、ベルギー、ノルウェイで2位、オーストリアで3位、南アフリカで7位、オランダで13位をマーク。特にオーストラリアでは前述したように連続10週もナンバー・ワンを独占し、世界的ABBAブームの立役者になったわけだ。ちなみに日本では3位が最高だった。
当初「ママ・ミア」はシングル・カットされる予定はなかったが、“ABBAマニア”で大変なことになっていたオーストラリアでABBAのライセンスを持っているRCAが、「S.O.S」の代わりに「ママ・ミア」を3枚目のシングルとしてカットしたいと強く要望。この熱意にはさすがのスティッグ(ABBAのマネージャー)も否定するだけの根拠がなく、特例として許可したところ、爆発的ヒットとなってしまったわけだ。オーストラリアでの大成功がなければ、「ママ・ミア」がシングル・カットされることも、ABBAブームが世界中を駆け巡ることもなかったわけだ。いや仮にあっても、もう少し遅いか、あるいは10年もの間、グループを維持できなかったのではないかと推測する。オーストラリアの件を教訓に、その後スティッグはマーケットに応じて、臨機応変にシングル・カット曲を変えるようになる。
劇団四季『マンマ・ミーア!』再演記念➃「ママ・ミア(マンマ・ミーア)」(ABBA版)