ターニャとロージーはドナを励ますが、なかなかドナはもとに戻らない。イジケテたままだ。そこでかつてバンドを組んでいた時によく歌ったあの名曲、そう「ダンシング・クイーン」を披露。ついに、ターニャとロージーの歌声に導かれ、ドナは復活!『ドナ&ザ・ダイナモス』前哨戦だ!
<ツウの観方>
・ロージーとターニャは、ドナを元通りにする為に、何を歌うか?
・ロージーとターニャは、歌いながら、何をしているのか?
・ドナはいつ復活するのか?
・ドナが復活したのは、ドナのどんな行動でわかるか?
・3人が歌うこの曲は「金曜日の夜」がシチュエーションだ。日本語訳はそれを何と訳しているか?
・ロージーが途中アクシデントにあうが、どうなってしまうのか?
・最後の演奏の箇所で、ドナが持っているモノは何か?
・終わりの方で、3人がABBAのベニーの真似をするが、どんなことをするのか?
劇団四季『マンマ・ミーア!』再演記念⑥「ダンシング・クイーン」
https://www.youtube.com/watch?v=RkUU6QjPAzY&list=PLB11EA89388B5B04A
https://www.youtube.com/watch?v=juTRRspWUqM
<ROSIE & TANYA>
You can dance
You can jive
Having the time of your life
See that girl
Watch that scene
Diggin’ the dancing queen
Friday night and the lights are low
Looking out for a place to go
Where they play the right music
Getting in the swing
You come to look for a king
<TANYA>
Anybody could be that guy
Night is young and the music’s high
With a bit of rock music
Everything is fine
You’re in the mood for a dance
And when you get the chance
<DONNA / TANYA / ROSIE>
You are the dancing queen
Young and sweet
Only seventeen
Dancing queen
Feel the beat from the tambourine
You can dance
You can jive
Having the time of your life
See that girl
Watch that scene
Diggin’ the dancing queen
<DONNA>
You’re a teaser, you turn ’em on
Leave ’em burning and then you’re gone
Looking out for another
Anyone will do
You’re in the mood for a dance
And when you get the chance
<DONNA / TANYA / ROSIE>
You are the dancing queen
Young and sweet
Only seventeen
Dancing queen
Feel the beat from the tambourine
You can dance
You can jive
Having the time of your life
See that girl
Watch that scene
Diggin’ the dancing queen
See that girl
Watch that scene
Diggin’ the dancing queen
☆ABBA「ダンシング・クイーン」トリビア☆
「ABBAは知らなくとも『ダンシング・クイーンは知っている』(筆者命名)と世間的でよく言わるが、発売されて35年以上経った今でも「ダンスミュージック」を代表する世界的な名曲で、恐らく、今後、何十年、何百年と残って行く曲であることは間違いない。ヒット・チャート1位にならなかった国を探すのが大変なくらい、とにかく凄い勢いで世界を席巻した。高校時代、ピアノが得意なクラス・メイトにグリッセンド(ピアノの端から端まで一気になぞる)をお願いしたが、かなりに高度なテクニックらしく、プロでも出来ない演者もいるそうだ。このピアノのグリッセンドから始まる強烈なイントロは、製作したビヨルンとベニーに“神様が降りてきた”としか言いようがないほど、奇跡的な発想だ。。よくぞグリッセンドなんて、思いつくものだ。そしていきなり“サビ”に。アグネタとフリーダの強く、たくましく、それでいてリスナーを引き付けるヴォーカルは恐らく世界の誰も真似することができないだろう。しかも、この間、2オクターブも上がったり下がったりしているのに、それを感じさせない歌いっぷりで、多くの素人は騙されてしまう。「こんなの歌えないわよ」よくカラオケで見かける場面だ。いくらアグネタやフリーダがあんなに簡単に歌っているように見えても、それはアグネタとフリーダが天才だからであって、他のプロの歌手でも歌いこなせないのだから素人には歌えっこない。
ABBA4枚目のオリジナル・アルバム『アライバル』を如何にしたら世界中でヒットさせることができるのか?マネージャーのスティッグ・アンダーソンには奇策があり、まずは「悲しきフェルナンド」をシングルとして発売。「悲しきフェルナンド」を『アライバル』の入り口として世界に配信し、その後『アライバル』をリリース。この戦略は見事に成功し、その後は言わずもがなだ。アルバム『アライバル』も、そして、「ダンシング・クイーン」も世界中を駆け巡り、今でもその地位は他に譲ることはない。
イギリスのディスコでは今でも「時報を知らせる」のに「ダンシング・クイーン」をかける程、「ダンシング・クイーン」の人気は不動だ。
ちなみに、76年7月に行われたスウェーデン国王結婚式のセレモニーで演奏されたことから、「『ダンシング・クイーン』は国王のご成婚の記念して作られた楽曲だ」と言う噂が真しなやかに流れたことがあったが、これは全くの偶然であり、事実は違う。「国王のセレモニーに招待されたものの、さて、何を披露するか?」と迷う間もなく、「ダンシング・クイーン」を披露したのが、本当のところだ。重ねて「ダンシング・クイーン」を初披露するのが、偶然にも国王の結婚式セレモニーになっただけである。筆者は四半世紀前から「結婚式に『ダンシング・クイーン』を!」を日本の結婚式場に提案してきたが、ようやくその願いも叶い、今では多くのカップルが「ダンシング・クイーン」を披露宴で活用しているようだ。めでたし、めでたし。
劇団四季『マンマ・ミーア!』再演記念⑥「ダンシング・クイーン」(ABBA版)
https://www.youtube.com/watch?v=xFrGuyw1V8s
https://www.youtube.com/watch?v=bUQqS4wnuJU
(1978年、TBS「ABBA・スペシャル」)
https://www.youtube.com/watch?v=-53YYpbZ8BI
(1977年、オーストラリア公演LIVE)
https://www.youtube.com/watch?v=ZcM76f7dwDk
(1979年秋、ロンドン・ウェンブリーアリーナ・LIVE)
https://www.youtube.com/watch?v=sAzU7RDz9lI
(2000年夏、シドニー・オリンピック閉幕式、カイリー・ミノーグ)
https://www.youtube.com/watch?v=ruk-GOa6qkk
(カイリー VS ABBA)