スカイは結婚前夜、男性陣と怪しいイベントに出かける準備をしていた。そこにパパ3人のことでソフィがやってくるが、スカイは耳を貸さない。そう、スカイは、ソフィにパパなんていなくても、自分がソフィを守り、幸せにすると宣言した。そんなアツアツの二人のもとにスカイの悪友がスカイをイベントに強制連行する。
<ツウの観方>
・ソフィはスカイに相談しに来るがスカイは受け付けない。二人はその後どうやってアツアツになっていくのか?
・スカイの歌の歌いだしのポーズは?
・スカイの悪友はどこからやってくるか?
・スカイの悪友が着ている衣装の色は?(季節によって違います)
・スカイの悪友は何人いるか?
劇団四季『マンマ・ミーア!』再演記念⑦「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=mq8fXnNOsLg
<SKY>
I wasn’t jealous before we met
Now every man that I see is a potential threat
And I’m possessive, it isn’t nice
You’ve heard me saying that smoking was my only vice
But now it isn’t true
Now everything is new
And all I’ve learned
Has overturned
I beg of you
<SOPHIE>
Don’t go wasting your emotion
Lay all your love on me
It was like shooting a sitting duck
A little small talk, a smile and baby I was stuck
I still don’t know what you’ve done with me
A grown-up woman should never fall so easily
I feel a kind of fear
When I don’t have you near
Unsatisfied
I skip my pride
I beg you dear
<SKY>
Don’t go wasting your emotion
Lay all your love on me
<BOYS>
Don’t go sharing your devotion
Lay all your love on me
<SOPHIE>
I’ve had a few little love affairs
They didn’t last very long and they’ve been pretty scarce
<SKY>
I used to think that was sensible
It makes the truth even more incomprehensible
<SOPHIE>
‘Cause everything is new
And everything is you
And all I’ve learned
Has overturned
What can I do?
<SKY / PEPPER / EDDIE / BOYS>
Don’t go wasting your emotion
Lay all your love on me
Don’t go sharing your devotion
Lay all your love on me
<GIRLS>
Don’t go wasting your emotion
Lay all your love on me
Don’t go sharing your devotion
Lay all your love on me
☆ABBA「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」トリビア☆
「ヴーレ・ヴー」や「ギミー!ギミー!ギミー!」と言ったディスコサウンドを意識しつつ、それをABBAなりに発展させ、さらにテンポよく息つく暇もなく、仕上げた作品。アメリカではかなり流行り、ビルボード・クラブチャートで1位を獲得。かつてのABBAの作品にはなかったダンス・ナンバーだ。どことなく賛美歌を思わせるが、実際にビヨルンとベニーは賛美歌をイメージして作った。いきなり高音で始まるこの曲はミュージカル『マンマ・ミーア!』ではソフィのフィアンセ、スカイが歌い始めるが、前奏なく突然歌詞から入ることに相当苦労したとのこと。
当時、日本では単に「ラヴ・オン・ミー」と呼ばれており、かなり流行った。
音楽的に言えば、80年代後半に流行った“ハイ・エナジー・サウンド”に多大な影響を与え、多くのミュージシャンがカバーしている。ハイ・エナジー・サウンドは、のちのユーロビートや日本特有の「パラパラ」に継承されている。どちらかというと、「イケイケミーハー系」の王道を行く音である。「老若男女、おばかになって踊ろう」という意味で、よく出来た内容だ。キャッチーなメロディーと分かりやすくて手堅いビート進行は、哀愁調のユーロビートともども、特に「日本人受けする」と言われた。
また、「シーケンサー」を使ったような規則正しくて細かいキーボードやドラムの演奏が印象的。「シーケンサー」とは複数の電子楽器(シンセサイザーなど)の使用タイミングを事前に設定したとおり、自動的に送り出す装置のこと。だが、当時はまだ難解でさすがのビヨルンもベニーも「シーケンサー」の使い方が分かっておらず、結局、全て生演奏にてレコーディングされた。
尚、歌詞は、1979年発表のアルバム『ブレックファスト・イン・アメリカ』が、ついに全米ビルボード・チャート第1位を獲得したイギリスのロック・バンド、スーパートランプにインスパイアされた。
劇団四季『マンマ・ミーア!』再演記念⑦「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」(ABBA版)