3月28日土曜日開幕の『マンマ・ミーア!』名古屋公演の稽古が順調だ!
2月下旬より『マンマ・ミーア!』の稽古が四季芸術センターの稽古場で始まった。
稽古を取り仕切るのはスーパーバイザー。2002年の日本初演よりロージー役を演じている青山弥生(以下、敬称略)と、2006年よりハリー役を演じてきた味方隆司。
青山の「再演の舞台ですが、毎回フレッシュにより良い作品をお客様にお届けできるように務めていきましょう」という言葉で『マンマ・ミーア!』名古屋公演に向けての稽古がスタートした! 「稽古初め」と呼ばれる、稽古初日はテーブルを囲んで台本を読み進める稽古、「テーブル稽古」が行われた。台本の言葉やイメージを持ちながら丁寧に進めていく。
約1週間のテーブル稽古を終えると、広めの稽古場に移動し、空間をめいっぱい使い、大まかな動きを付けながらの「荒立ち稽古」が始まる。
大きな空間になるとどうしても大きい声を出そうとしてしまいがちだが、そうではなく、相手役との距離を感じ、台詞のイメージを掴みながらいかに空間を使って稽古ができるかがポイント。
シーン毎に青山や味方からのダメ出しがあり、そのダメを懸命にノートに書き留めて次はクリアしようと皆必死!
「荒立ち稽古」の次は本番の舞台同様、床を傾斜させての稽古に進む。
3月28日(土)の名古屋公演開幕に向けて稽古キャストは本日も台本に、楽譜に、自分のキャラクターに向き合っている!
*写真、記事情報提供:劇団四季