「いつ制作されるかは分かりませんが、話し合いが進んでいるのは確かです」と語るのは、あのポップスター、シェールです。
ブルーになる心配はありません。なぜなら、人混みの中には…シェールがいるからです。
この象徴的な歌手であり、最近自伝を発表したばかりのシェールは、『マンマ・ミーア!』3作目への出演に意欲的です。Entertainment Weeklyのインタビューで、「話し合いを進めています」と明かし、「いつ制作が始まるかは分かりませんが、確かに話し合いは進んでいます」と語りました。
シェールは、回顧録を書くのに疲れたと告白。「これ以上続けたくない」と語るほどでした。
シェールは、2018年の『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』でシリーズに初参加しました。彼女が演じたのは、亡くなったドナ(メリル・ストリープ)の母親であるルビー・シェリダン。彼女は、ドナの娘ソフィ(アマンダ・セイフライド)たちがギリシャの宿を再オープンする場面に突然現れます。その場で、元恋人フェルナンド(アンディ・ガルシア)と再会し、ABBAの名曲「悲しきフェルナンド」を披露します(当然の選曲です)。さらに、エンドクレジットシーンでは「スーパー・トゥルーパー」をリードしました。
「本当に素晴らしく楽しい経験でした」と映画の制作を振り返るシェール。「この仕事を引き受けたのは、メリルが出演していたからです。彼女のことが大好きなんです。私が彼女の母親役を演じるというアイデアが面白くて仕方ありませんでした」。
*シェールが出演した『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』。レジェンダリー・エンターテインメント / ユニバーサル(アラミー経由)。
シェールとメリル・ストリープ(彼女はメリルを「メアリー・ルイーズ」と呼びます)は、1983年の映画『シルクウッド』で共演して以来、何十年にもわたる親しい友人です。彼女たちの関係がどれほど親しいかを示すエピソードとして、シェールはメリルを3作目の映画に出演させようと画策しています。メリルのキャラクターは2作目で亡くなったとされているにもかかわらずです。
「私は何度も『メリル、戻ってこないとだめよ』と言っています」とシェール。「楽しいわよ。きっと良い時間を過ごせるわ。歌うことだってできるわよ」と付け加えました。
『マンマ・ミーア!』のプロデューサーでありシリーズの守護者でもあるジュディ・クレイマーは、シェールとメリルの両方に復帰してほしいと考えています。彼女は以前、2人が再び役を演じる機会を含む3作目のアイデアを持っていると語っていました。ドナの親友ターニャを演じたクリスティーン・バランスキーも、クレイマーから3作目の大まかなプロットの詳細を聞いたと話しています。
◆『マンマ・ミーア』の背景
元々は同名のジュークボックスミュージカルを原作とした1作目『マンマ・ミーア!』は、若い女性ソフィが母親ドナに秘密で3人の男性(ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド)をギリシャでの結婚式に招待し、どの男性が自分の父親かを見極めようとする物語です。2作目では、母のホテルを再オープンしようと奮闘するソフィの恋愛問題を描く一方で、若き日のドナが3人の父親候補たちと出会う様子も並行して描かれます。
もしかすると、シェール演じるルビーに自身のバックストーリーを持たせる時が来たのかもしれませんね。
https://ew.com/cher-talked-about-mamma-mia-3-wants-meryl-streep-return-8745710