『マンマ・ミーア！3』の最新情報を待ち望んでいるファンは、もう少し待つ必要がありそうですが、アマンダ・セイフライドは、過去2作の撮影現場での裏話をいくつか明かしてくれました。
セイフライドは、NPRのクイズ番組 『Wait Wait…Don’t Tell Me!』 に出演し、司会のピーター・セイガルから『マンマ・ミーア！』シリーズでの撮影について質問を受けました。
セイフライドは、第3作を「ただ楽しむために」望んでいる
「これは都市伝説かもしれませんし、本当かもしれません」とセイガルが切り出しました。「我々が読んだ話によると、あなた方がこの映画とその続編を、こんなに美しい場所で撮影している間、キャスト全員が ずっと酔っぱらっていた そうですね？」。
セイフライドは、大胆かつ即座に 「ええ、そうです」 と答えました。
すると観客は大歓声を上げ、セイフライドは続けて説明しました。
「まあ、 ずっと じゃないですけどね。でも、本当に乱痴気騒ぎだったんです」。
共演者による「半分の」裏付け
キャストが撮影中に酔っぱらっていたという噂は、あるTikTokユーザーが『マンマ・ミーア！』のメイキングドキュメンタリーの映像を発掘したことで広まりました。その映像の中で、プロデューサーの ゲイリー・ゲッツマン は、キャストが 毎日ギリシャの酒「ウーゾ」 を振る舞われていたと語っています。
しかし、『マンマ・ミーア！』でターニャを演じた クリスティーン・バランスキー は、この噂を否定しました。彼女は Collider とのインタビューで、撮影現場での飲酒について次のように説明しています。
「いいえ、現場でウーゾを飲んでいたことは一度もありませんでした。実際にあったのは、 ピアース・ブロスナンが撮影の終盤に、キャスト全員をディナーに連れて行きたがった ということです。最初の『マンマ・ミーア！』の撮影の時ですね。ディナーの後にジャズを聴きに行きました。そこで あるお酒を飲んだのですが、それはウーゾではなく、確か“Cipro”とかいうものでした。でも、それって抗生物質の名前みたいですよね（笑）」。
Colliderはその後、キャストが飲んでいたのは ツィプロ（Tsipouro） というギリシャの蒸留酒であることを確認しました。
「あの写真を見れば、どれだけ楽しかったかわかる」
セイフライドは、 「実は、私たちがスコペロスでカラオケをした時の写真が、数年前に出回ったことがあるんです」 とNPRのセイガルに語りました。
「その写真を見れば、どんなに楽しかったかがわかると思います。 だって、すべての写真の中心にメリル・ストリープがいるんですか」。
セイフライドにとって、『マンマ・ミーア！』の撮影現場での思い出は今でも大切なものだそうです。
「『あれはそんなに楽しくなかった』って言えたらいいんですけどね。でも 私の祖母まで酔っぱらった夜 だったんです。そんな思い出、一生忘れられません。すごく大切な思い出です。そして、本当に第3作を楽しみにしています。またみんなで一緒に酔っぱらいたいから 」。
何が起こっていたにせよ、撮影現場での経験が 『マンマ・ミーア！』の2本の映画を生み出し、ファンが第3作を待ち望む理由 になったことは間違いありません。
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