ニール・アーサーは、ブランマンジが自分たちのシングル「ザ・デイ・ビフォア・ユー・ケイム」をカバーした後、ABBAの4人のメンバーから手紙を受け取り、ビックリ仰天したそうだ。
シンセポップのアウトフィットは、スウェーデンのスーパーグループの1982年のシングルを2年後に自分たちのバージョンで録音し、チャート22位を記録しています。
彼らのセカンドアルバム『Mange Tout』に収録されているこのシングルがどのように実現したのか、彼はRetro Pop誌2022年10月号に、元バンドメンバーのSteveLuscombeとErasureのVince Clarkeとテネリフェ島で休暇中にアイデアを思いついたと語っている。
「ソニーのウォークマンを持っていて、ABBAの『The Singles, The First Ten Years』のダブルレコードを持っていたんだ」とニールは明かす。
「スティーブ(・ラスカム、元バンドマン)と私はABBAが大好きで、彼らの曲をカバーしなければならないと思ったんだ」
「それで選んだ曲が『ザ・デイ・ビフォア・ユー・ケイム』だったんだ。というのも、歌詞にあるストーリーと、この大柄なランカスターの私が歌うというアイディアが気に入ったからなんだ」。
ヴィンスは語る。「いつかABBAの曲もやるぞ !と言って、もちろんErasureでやったわけなんだ」。
リリース後、ABBAの4人全員からサイン入りの手紙を受け取ったことについて、彼はこう付け加えている。
「ABBAのお墨付きをもらって、本当にびっくりしたんだ」。
今月、Blancmangeはニールにとって11枚目のアルバムとなる『Private View』をリリースし、これまで以上に彼のサウンドを押し進めようとしている。
この先進的なアルバムについて、ニールはコヴィドパンデミックにこだわるつもりはなかったと言い、次のように説明している。
「(今の時代)良くも悪くも、私たちは前に進み、目の前にある問題に立ち向かうしかないのだから」
「私はチャレンジ精神が旺盛で、ちょっと怖がりなところがあるのですが、『未来は間違いなく来る』と思ったんです。このアルバムは、『私たちはこの中にいるけれど、前に進んでいくし、あらゆる困難に対処していかなければならない』という事実を表現しています。様々な困難、悲しみ、悲劇に対処しなければいけないことをね」。