ミック・ジャガーは『ザ・ローリング・ストーンズ』がホログラムとしてツアーを行なう可能性について述べました。ジャガーはは、特に亡くなったアーティストに捧げられたショーを含む、過去数年間で人気を博しているトレンドに触れました。
しかし、最近では、もはやツアーをする意思も能力もないアーティストのために使われることもあるとも述べています。今、ジャガーはこのアイデアに惹かれたことを認めています。
◆『ザ・ローリング・ストーンズ』をホログラムとして?
ウォール・ストリート・ジャーナル誌との対談で、ミック・ジャガーは音楽活動再開後の『ザ・ローリング・ストーンズ』の将来について語りました。バンドがすでに60年のキャリアを持つことを考慮し、ミュージシャンは伝説的なグループの次の数年がどのようなものになり得るかについて語りました。
「今なら死後のビジネスができるだろう?死後ツアーをすることもできるんだ」と、ジャガーはバンドのホログラム・ツアーの可能性について述べました。「テクノロジーはABBAが具現化するまで実に長い道のりを歩んできたんだ」と彼は続けました。
これはABBAの直近のツアー『Voyage』について言及したもので、バンドメンバーの “若い “ホログラムを使った仮想的なレジデンスツアーです。このアイデアは、音楽業界で長い経歴を持つ他のミュージシャンたちにも影響を与えたようです。
ただし、少なくとも現時点では、『ザ・ローリング・ストーンズ』はステージから引退する予定はないようです。バンドは18年ぶりの新アルバム『Hackney Diamonds』からのファーストシングル「Angry」で音楽に復帰し、アルバムは2023年10月20日にリリースされる予定です。
さらにバンドは現在、このアルバムからの2曲目「Sweet Sounds of Heaven」のリリースに向けて準備を進めています。この曲は、ヴォーカルにレディー・ガガ、キーボードにスティーヴィー・ワンダーを迎えた特別な作品となります。