Blossomsの新曲「Perfect Me」は、「ABBA、ブルース・スプリングスティーン、ザ・キラーズへの無意識のオマージュ」です。
トム・オグデンとその仲間たちは、次のアルバム『Gary』から最新シングルを発表しました。
ヴィンテージ感のあるポップロックチューンは、アルバムのタイトル曲と「What Can I Say After I’m Sorry?」に続くものです。
グループはX（旧Twitter）に「Perfect Me」は今リリースされました！「ABBA、スプリングスティーン、ザ・キラーズへの無意識のオマージュです」と書きました。
「歌詞は存在しない完璧を追求することを反映させたかった」
「アルバムの他の曲も早く聴いてほしいです！トム、ジョー、マイルズ、チャズ、ジョシュより」。
実は、この曲はほとんどお蔵入りになりかけていました。
ドラマーのジョー・ドノバンはBBC Radio 1に「この曲はほとんどアルバムに入らなかったんです。でも今や完全に復活してシングルになりました」と語りました。
フロントマンのトムは「時々こういうことがあります。アルバム用にたくさんの曲を書いて、一部を後回しにして、新たな視点で戻ってくる。そしてこの曲は泡のように上に浮かび上がってきました」と付け加えました。
『Gary』は9月20日にリリース予定で、バンドの常連コラボレーターであるThe Coralのジェームズ・スケリーとJungleのジョシュ＝ロイド・ワトソンによってプロデュースされました。ジョシュは「What Can I Say After I’m Sorry?」と「Nightclub」をプロデュースしました。
歌手のCMAT（Ciara Mary-Alice Thompson）もアルバムの2曲「I Like Your Look」と「Why Do I Give You the Worst of Me?」を共作しています。
トムは「このアルバムの心臓部は、5人が何年ぶりかに一緒に部屋でライブ録音をすることでした。
バンドを始めて一緒に音楽を作るときのエネルギーをキャプチャしたかったんです。
このレコードではこれまで以上にコラボレーションを行ない、長年のコラボレーターであるジェームズ・スケリーに加えて、ジョシュとCMATを迎えました。
エアビーアンドビーを借りて、アングルシーの海岸にこもり、シアラとの作曲セッションを行ないました。それはバンドとして最も刺激的な数日間の一つでした。
作曲過程では、ボウイ、ブロンディ、ホール＆オーツをたくさん聴いていました」。
アルバムの他の注目曲には「Big Star」と「Mothers」があります。トムはまた、それらが実際の出来事からインスピレーションを受けていると述べています。「『Big Star』では、シャトー・マーモントで有名な音楽ジャーナリストを見かけ、自分から紹介しようかと思ったけど、恥ずかしがり屋のせいでできなかったことを描いています」。
「I Like Your Look」はブロンディの「Rapture」へのオマージュであり、ジョーン・バエズの「Time Rag」へのウィンクです。歌詞ではハイファッションに対する皮肉なアプローチを探求しています。
「Mothers」は私とジョー・ドノバンの友情に捧げるオードで、私たちの母親が80年代に友達だったことに触れています」。
Blossomsは8月10日にガナーズベリーパークで28歳のトム・グレナンのサポートを行ない、Isle of WightやTRSNMTなどのフェスティバルに出演し、8月25日にはマンチェスターのWythenshawe Parkでバンド史上最大のヘッドラインギグを行なう予定です。
2013年の結成以来、Blossomsは広範な成功と評価を得てきました。
2016年のデビューLPは2週間連続でアルバムチャートのトップに立ち、バンドにBRITアワードとマーキュリープライズのノミネートをもたらしました。2018年の『Cool Like You』はUKアルバムチャートで第4位にランクインしました。
彼らの4枚目のアルバム、2023年の『Ribbon Around the Bomb』はNo.1に達しました。
※Blossoms（ブロッサムズ）：2013年に結成されたイギリスのインディー・ポップ／ロックバンドです。彼らはマンチェスター近郊のストックポート出身で、メンバーはトム・オグデン（ボーカル・ギター）、チャーリー・ソルト（ベース）、ジョシュ・デューイ（ギター）、ジョー・ドノバン（ドラム）、そしてマイルズ・ケラーヘー（キーボード）で構成されています。
