ABBA結成40周年の今年、いよいよ“あのメンバー”が来日する。筆者は一足早く曲を堪能。心地よいリズムにのせて、ABBAが目の前に現れる『新しい心境』を味わえます。是非、コンサートに行き、CDを聴いて、ABBA40周年を祝いましょう!
■2012年、新たな最強トリオが結成された!
アンデッシュ・ヴィーク(piano)、スティ-ヴ・ガッド(drums)、スヴァンテ・ヘンリソン(bass)。
スウェーデン出身の幅広いジャンルで活躍する実力派ピアニスト、アンデッシュ・ヴィークとオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラバス奏者を務め、イングヴェイ・マルムスティーンのバンドにも在籍した経験を持つ異才ベーシスト、スヴァンテ・ヘンリソン、そしてNY出身の世界が認める最高峰ドラマー、スティーヴ・ガッドによる最強ピアノ・トリオ。スペシャル・ゲストにデヴィッド・サンボーン、ロベン・フォードが参加!
■2009年2月から始まったプロジェクト。
このアルバムはストックホルム、ニューヨーク、ロサンゼルスでレコーディングされ、トラックダウン(Mix)は、ABBAのメンバーのベニー・アンダーソンが所有するストックホルムにあるMono Music Studioで行なわれた。プロデュース、Mixはベニー・アンダーソンをはじめセリーヌ・ディオン、バックストリート・ボーイズ、ブリトニー・スピアーズ等のMixを手掛けたバーナード・ローが担当。
■スティーヴ・ガッドの楽しそうで活きのいいドラミング!
近年のスティーヴ・ガッドの演奏では群を抜いてかっこいい!非常に楽しそうに叩いていて、最近はブラシを多用するプレイが多かったが、1曲以外全てスティックによるプレイ。
さらに、最近のスタジオ・レコーディング作品では滅多に聴くことが出来ないドラム・ソロも披露!また、「テイク・ア・チャンス」、「マネー、マネー、マネー」、「ダズ・ユア・マザー・ノウ」、「ダンシング・クイーン」辺りは、“ギターなしのStuffの秘蔵テイク?”と思わせるようなグルーヴィーなアレンジ。アンデッシュ・ヴィークのリチャード・ティーばりの演奏もブラボー!
■来日公演
10月14日:大分 ブリック・ブロック 問合せ:097-536-4852
10月15日:大阪 ビルボードライブ大阪 問合せ:06-6342-7722
10月16日:名古屋 名古屋ブルーノート 問合せ:052-961-6311
10月17日:東京 ビルボードライブ東京 問合せ:03-3405-1133
<収録曲>
1. ヴーレ・ヴー Voulez Vous
2. ギミー!ギミー!ギミー! Gimme, Gimme, Gimme
3. マネー、マネー、マネー Money, Money, Money
4. 悲しきフェルナンド Fernando
5. ダンシング・クイーン Dancing Queen
6. きらめきの序曲 The Neme Of The Game
7. S.O.S S.O.S
8. テイク・ア・チャンス Take A Chance On Me
9. ダズ・ユア・マザー・ノウ Does Your Mother Know
10. ザ・ウィナー The Winner Takes It All
11. ママ・ミア Mamma Mia
12. サンキュー・フォー・ザ・ミュージック Thank You For The Music
<メンバー>
アンデッシュ・ヴィーク:piano スティーヴ・ガッド:drums
スヴァンテ・ヘンリソン:bass
★スペシャル・ゲスト
デヴィッド・サンボーン:alto sax (track 12)
ロベン・フォード:guitar (track 4)